ひびなこと

アラフィフ独身リーマンが slow で hack な生活を目指す日々

バリ憧憬(Longing for Bali)

バリ島ジャティルイのライステラス
バリ島ジャティルイのライステラス 2003年

 20代から30代にかけて、ほぼ毎年のようにバリ島に渡っていた時期があった。
東南アジアの他の地域に浮気してみたこともあったのだけれど、何か物足りなくて、結局バリに戻ってきてしまう。のんびり流れる時間とか、毎日欠かすことのないさりげないお供え物とか、音楽とかダンスとか芸術品とか、ほどよい距離感をたもつ日本人に似た感性とか、そういったものの積み重ねが当時の自分の感性とても合っていたのだと思う。

 今でも好き。だけど、自分のプライベートの環境が変わったり、行き過ぎて新鮮な発見がなくなってきたり、そしてバリも少しずつ変わっていることもあって、ここ数年行っていなかった。でも、時々無性に懐かしくなる、行きたくなる。

 

 「禍」の今、バリも含めて「旅」がずいぶんと遠くになってしまった。人間、自分勝手にできているもので、世の中がこういう状況になると行きたくなる。以前テロがあった後は、空いているバリを応援に遊びに行けたのに・・・「禍」は本当に厄介だと思う。


 今はたぶん耐える時。自分のできることをしていく。はやく「禍」が明けることを願いながら・・・

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直近の渡バリの際に、ホテルの部屋の入り口にて 2015年