ひびなこと

アラフィフ独身リーマンが slow で hack な生活を目指す日々

パリ一人旅Day0〜動機&前泊〜

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真冬のパリに男ひとり旅 with 黄○いベスト真っ盛り♪

 ・・・こうしてキャッチフレーズ調にしてしまうと、いろんな意味で寒い印象しかない(汗) 2019年の2月、パリでそんな一人旅をして来ました。

 これまで海外旅行といえば、東南アジア、特にバリ島が中心だった自分。夕方や夜にバリ島着の便で、いつも「翼よ、あれがバリの日だ!」とかいうしょーもない駄洒落を脳内でやってた口です(汗)それも、数年前に会社の組織が大きく変わって忙しくなってからは、全く海外に目が行っていませんでした。

 だから、会社の同僚が珍しくも「仕事でパリに行く」(滅多に海外出張とかある業界じゃないのです、うちのとこ)という話があった時も、初めはそんなには気になってはいなかったのですが・・・・

 「パリかぁ・・・」とか思いながら、近所の本屋をなんとなくうろうろしていて、なんとなくパリのガイドブックをパラパラと立ち読み。市内の美術館を紹介したとあるページを眺めて見たら、目に止まった一枚の絵・・・・不意に「この絵を生で見てみたいなぁ」という気持ちが起こり、気がついたらそのガイドブックをお買い上げしていました、出張に行くのは自分ではないのにww

 

 それからは、若い頃はよくしていたように、本やネットで情報を漁っては、旅のシミュレーションをして妄想に耽る日々。職場の留守を守る都合上、もちろん同僚の出張には帯同しませんでしたが「今取り組んでる二年越しの仕事が終わったら、自分へのご褒美に行ってやるんだー!」という気持ちが嵩じて、とうとう飛行機の予約を入れてしまいました。
 し、しかも「ど、どうせだったら行きだけでも、ずっと憧れだったビジネスクラスで行ってやるー!」と(汗)、 泣けなしのJALマイルを全てつぎ込み、行きの便をビジネスにアップグレード・・・いや、いくらなんでも勢いが良すぎたなぁ・・・。

 

 と、便を予約した頃は「黄色」の「黄」の字も無かったのに、パリ行きの月が近くごとに日増しに大きくなる「○色いベスト」運動真っ盛りのニュース・・・。事態によっては本気でキャンセルしようかとも思いましたが、現地の情報をネットで収集しまくった結果「運動が行われる日曜日に大人しくして入れば大丈夫」という結論に達し、そのまま強行することに(汗)

 と思ったら、今度はその「二年越しのお仕事」のほうが、パリ行き直前の1月、最後の最後で色々あって炎上の気配・・・全精力を費やして炎上する前に火種を徹底的に潰して食い止め、完成したプロジェクトがなんとか軌道に乗った時は、パリ行きはもう目の前、自分の方は身も心もボロボロに(泣)

 

 とまぁ、紆余曲折ありながらも、なんとか出発までこぎつけた感じでした、本当に。

 

羽田のデザイナー系カプセルに前泊 

 ちなみに今回は、これも初めだった羽田国際線ターミナル発。田舎にある我が家からも、始発の電車で行けば間に合うフライト時間ではあったのですが、とある目的のために前泊することにし、仕事上がってから羽田に向かったのが同年の2月6日(水)のことでした。

 宿泊は「FIRST CABIN(ファーストキャビン) 羽田ターミナル1」。流行りのデザイナーズ系カプセルホテルのパイオニア的ホテルです。
 これまでに、京都烏丸や秋葉原の店舗などを利用したことがあって勝手がわかっているのと、何より空港の中にあって朝が楽、と思ってここにしたのですが・・・人の出入りが多い店舗なのか、ファーストキャビンの他の店舗と比べてなんとなく・・・。普通のカプセルホテルとして考えればなんてことはないのですが、ファーストキャビン の他の店舗の綺麗さ、静かさ、落ち着いた雰囲気を知っていると、かえってそういう印象を受けてしまいました(と思ったら、公式サイト見たら、昨年5月に脱衣場の床張り替え工事をしたらしいです。確かに一番印象が悪かったのはそこなので、それは解消されたかも)。

 まあ、でも、便利な立地といえばとても便利なので、それを承知で利用すれば良い宿泊先だと思います。また、羽田の中にありながら、シャワーだけでなく、湯船に浸かれるという希少性も♪

 ともあれ、この時は無事に旅の出発点に立てたことに、少しホッとしていました。とはいえ、直前までの仕事のあまりの忙しさと、この日も出発直前まで仕事をしていたので、頭が全然旅モードに切り替わらなかったのを覚えています。なんとなく緊張していましたね・・。

 そんな疲れもあり、また翌日からの楽しみのために、この日は早々に床に就きました。

 

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